アマチュア無線取得のススメ!

電気・電波・スマホ!無線通信への理解が深まる!

 暮らしの中で当たり前のように使っている「電気」や「電波」は私たちの生活に無くてはならないものになっています。それらを活用した多機能なスマートフォンは、電波を使って「インターネット」や「無線通信」を可能にしているものです。

 これだけ生活に密着しているものを私たちは意外と知らないで使っていませんか?

 アマチュア無線は、これら電波に声を乗せて遠方に送るという基本的な技術と電波法という法律を学ぶことで、無線通信の基礎となるアマチュア無線技士の国家資格を取得することが可能になります。この資格を取得すると利用可能な広い範囲の「電波」を使用することが許可され、かつスマートフォンなどと比べても比較にならないほど強い電波を出すことが可能になります。

スマホの前は「アマチュア無線」を使っていた!

携帯電話が誕生する前には、家庭に設置されている電話しかなく、出先で「通話」を行うためには、アマチュア無線くらいしか方法がありませんでした。そのため1980年~1990年ごろに一般の人にも普及していた通信網の1つです。特に登山やスキー、キャンプなどのアウトドアや、車・バイクでのツーリングを楽しむ人たちの間で使われていました。

通話料もかからず、基本料金も無い代わりに「国家資格」になっているため、免許の取得が必要です。しかしながら免許の取得が必要なわけですから、携帯電話と比べて操作に多少の技術と知識が必要で、インターネットなどとは違い一定のモラルが担保されているとも言えます。

圏外のない無線通信網!

アマチュア無線は第四級~第一級までの免許があり、それぞれ利用できる電波の範囲や強さが異なっています。第四級だけでも海外に届く電波を出すことができ、経験や知識、そして上級の資格を取得していく事によって電波の届くエリアがどんどん広がっていきます。

知識が備わってくると、自分の好きな所に電波を出せるようになるためある意味「圏外」の無い通信網と言えます。

災害にも強い!

近年アマチュア無線が再度注目されるようになってきている理由の1つに「災害に強い通信網である」という事があげられます。

災害の多い我が国日本では、災害が起こるたびに人々は連絡が取れない不安に襲われます。これだけ情報社会になっていると情報が手に入らなくなるという事に恐怖を感じるようです。

携帯電話と違って「基地局を使わない」アマチュア無線は、無線機から無線機へと直接電波が届きます。おもちゃ屋さんなどでみかけるトランシーバーなどとは比べ物にもならないほど強力な電波が出せるため、手の平サイズのハンディートランシーバーでも、数十キロ~数百キロ先の人とも交信が可能です。

子どものスマホ教育に

中学生くらいになるとスマートフォンを子供に持たせるかの議論が出てきます。

仕組みが分からないものを子供に持たせても上手に使いこなせることはありません。若年層にスマートフォンを持たせることの悪影響については、様々な分野で議論がなされています。

一方で、電気や電波の仕組みを理解してからスマートフォンを持たせるとどうでしょうか?

スマホがどのように通信を行っているのか、なぜ電池の消費が早いときがあるのか、災害時にはどうなってしまうか。このような当たり前の基礎を知る事で、もっとスマホを活用し、電波法から情報の取り扱いについても学べるでしょう。

小学生でも取得できる国家資格でもあるアマチュア無線は、親子で取得する人も多数!

アマチュア無線を取得しよう!

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2日間開催される講習会を受講し、2日目の最後のペーパーテストで合格点を取れば晴れて国家資格を取得できます!講習会の後に別の場所に試験に行く必要もありません!

国家資格は1度取得すれば一生ものです。

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