THEでんぱDAY

でんぱの達人2名による「電気」「電波」の最前線!

「でんぱ」が世界でどのように使われているか、最先端を経験してきた2人の先生(達人!)から学びます。みなさんの生活であたりまえのように使っている電波の正体とは? 

【当日スケジュール】

14:00 ~ 14:30  受付

14:30 ~ 15:30 「南極での生活と仕事 」講師 近藤巧先生

15:40 ~ 16:40 「社会での電波の活用とそれを導く研究の仕事 」講師 平和昌先生

16:40 ~ 16:55「質問タイム」


講師プロフィール

近藤 巧(こんどうたくみ) 先生

・1965年生まれ 大阪府堺市出身

・1979年 アマチュア無線局 JG3PLH開局

・1986年 詫間電波高専電波通信学科卒業

・1986年-1999年 アイコム株式会社 設計技術部(IC-23、IC-24、PHS等ハンディー型無線機の設計を担当)

・1999年-2001年 国立極地研究所(第41次南極観測隊越冬隊通信担当)

・2001年-2010年 FM滋賀 技術担当(スタジオや山の上の送信機等の保守管理、イベント現場のPA等)

・2007年-2012年 国立極地研究所(第49次、52次南極観測隊越冬隊通信担当)

・2012年-2020年 情報通信研究機構 電磁波研究所(第55次、56次、58次、60次南極観測隊夏隊電離層観測担当)

・2020年-2022年 国立極地研究所(第62次南極観測隊越冬隊宙空圏観測担当)

・2022年-現在 情報通信研究機構 電磁波研究所(第64次、66次南極観測隊夏隊電離層観測担当)

第1級陸上無線技術士、第1級総合無線通信士、電気通信主任技術者、電気工事士

近藤巧先生

雪上車と電離層観測アンテナ

アデリーペンギン

南極のオーロラ

フェーズドアレイ気象レーダー(NICT)

このレーダーで甚大な被害を及ぼす天災の予兆を観測している。

平 和昌(たいらかずまさ)先生

小学3年で電気・ラジオへの興味に目覚め、中学時代は電子工作や海外から放送の受信に明け暮れる。高校1年にアマチュア無線局を開局。以来、45年以上続く趣味となる。

 大学・大学院では電波研究者を目指し、郵政省通信総合研究所(現在の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT))に就職。携帯電話の実用化研究に参画。 

 2016年からNICT電磁波研究所長。2023年に退職するまで一貫して研究現場を大切に支えた。

現在、電波関係の教科書や雑誌の執筆、大学での講義などを通じて、様々な年代の方々の電波への興味を引き出す活動を行っている。工学博士。


>>国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)公式サイトへ